介護施設向けAIデジタルヒューマン「AI野々村真」の本格導入へ

Pradip Maheshwari
AI 野々村 真

はじめに

高齢化が進む日本社会において、介護施設での質の高いケアの提供は喫緊の課題となっています。そこで注目されているのが、AIデジタルヒューマンの活用です。このたび、スターダストプロモーション所属のタレント野々村真をモデルにした「AI野々村真」が、9社の連携により開発されました。2024年6月17日から介護施設での実証実験が開始されています。

AIデジタルヒューマン「AI野々村真」とは

「AI野々村真」は、以下の特徴を備えています。

高齢者との対話に特化

高齢者との1対1の対話や、集団レクリエーションでの対話を提供します。高齢者の会話のテンポに合わせた会話を行い、AIからの会話は音声だけでなく字幕でも表示されます。

野々村真をモデルにしたAIキャラクター

人気タレントの野々村真をモデルにしたAIキャラクターであり、高齢者に親しみやすいキャラクターデザインとなっています。

実証実験の目的と参加企業

この実証実験は、介護施設での利用者の認知機能の改善やサービス満足度向上を目指すものです。参加企業は以下の9社です。

  • スターダストプロモーション
  • Spiral.AI
  • エスユーエス
  • 学研ココファン
  • 全研ケア
  • 日本ロングライフ
  • FM
  • AOI Pro.
  • TREE Digital Studio
  • ESTsoft

実証実験の詳細

実施期間と場所

実証実験は2024年6月13日から開始しました。実施場所は、学研ココファンのココファン池上通り、全研リビングの久喜壱番館、弐番館、参番館、日本ロングライフのロングライフ阿倍野など、介護施設を中心に行われます。

目標と期待

本実証実験では、2025年の商用化を目指し、介護施設の利用者の認知機能やケアの状況を定量化し、よりよい介護施設運営ならびに入居者や利用者の満足度向上を図ることが目標とされています。AIデジタルヒューマンの活用により、高齢者との円滑なコミュニケーションが可能となり、介護の質的向上が期待されています。

おわりに

AIデジタルヒューマン「AI野々村真」の導入により、介護現場における革新的な取り組みが始まりました。高齢者との対話を通じて、認知機能の維持・向上や精神的なケアにつながることが期待されています。今後の実証実験の結果と、本格導入に向けた動向に注目が集まります。

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